「アンネ・フランクの家」博物館による公式映像。

twitterで拾いました。
世界でたった一つの、アンネ・フランクの映像なんだそうです。
窓から結婚式を除いているのがアンネ。
そういえば、この姿には見覚えがあります。
他のどんな刺激的な映像よりも衝撃的。

http://www.youtube.com/watch?v=4hvtXuO5GzU


小学生の頃、アンネの隠れが生活を描いたTVアニメを観ました。
アンネの創作した物語も挿入されていました。
想像力豊かな彼女の姿と、あまりにも呆気なく訪れる
隠れ家生活の終わりの落差に後味の悪い思いが残った記憶が……。

それからもう少し大きくなってから、母親が「アンネの日記」を買ってきてくれました。
(アニメにもなってたし、何ていうかアンネブームみたいなのが
あった気がします。没後何十年とかだったのかも)


日記には、アンネが父親にプレゼントされた日記を“心の友”として
日々の様々な出来事や思いが綴られています。
最初の方はまだ平和で裕福な暮らしをしていて、
姉や友達と卓球をしにいってそこで会った知り合いがアイスクリームを
ご馳走してくれたとか、そんな他愛のない内容なんですよ。
隠れが生活に移ってからは、毎日の生活や
同居する他家族とのちょっとしたいざこざなどを中心に
細部に至るまで丁寧に描写されています。
(あと、思春期のアンネが母や姉と理解しあえず葛藤しまくるの)
隠れ家の住人たちも時に自分たちの立場を忘れてしてしまうぐらい、
平凡で退屈な時間がただ過ぎていきます。
でも、徐々に隠れ家の外の生活も変わってきて
食べ物が手に入らなくなったり知り合いの○○さんが
強制収容所に送られたという話が頻繁に耳に入ってきて
何だか不穏な空気が読んでるこちらにも伝わってきます。

(今は手元にないのではっきりは覚えてないのですが)
日記の最後の方はもうすぐ戦争が終わり隠れ家から出られる!という
希望が見えてきたような描写もあったような。
そうしたら突然、いつもの平和な朝にナチスが踏み込んで来て
隠れ家の住人と匿ってくれていた人たちも連行されてしまったと、
唯一生き残ったアンネの父により語られていました。


隠れ家とか本棚で隠された秘密の扉とか、
楽しそうと言っては不謹慎かもしれないけれど
アンネにとって隠れ家の生活自体は家族も一緒だったし
日記や小説を書いたり本を読んだり、恋心を抱いたり
楽しいことも少なからずあったんですね。
何より、また以前のような自由な生活に戻れると信じていたでしょうし。

だから子供の頃は特に、「アンネの日記」と
悲惨な戦争を重ね合わせて読むことに違和感がありました。


大人になった今は、やはり日記が終わってしまったことの意味と
その後のアンネたちの境遇の方に
思いを馳せてしまうのですが……。



う~ん。うまく説明できなくてだらだらと書いてしまいました。
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by bearsforest2006 | 2009-10-06 01:08 | 出会い。
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